効率的なシステム開発

SKreenMill Designerは効率的なシステム開発を可能にする画面作成機能を備えています。

プログラミング不要の画面作成

画面のレイアウトは、GUIを配置して、プロパティを設定するだけです。 また、GUIの動作定義はプログラミングせずに行うことができます。 使用するのは3つの命令、set, end, if のみで、シンプルに記述できます。

set 式の演算結果を特定のウィジェットのプロパティに設定する。 (いわゆる代入文)
end 処理を終了する。 (このとき、外部へのデータ送信と、別のスクリーンへの遷移もあわせて行うことができる)
if 条件判断を行い、処理を分岐させる。

作成した画面はSKreenMill DesignerによりXML化され、画面定義ファイルに保存されます。

SKreenMill Serverと画面のデータの受け渡しの設定

データの受け渡しはスロットとパケットという窓口を使用して簡単に設定できます。

SKreenMill Serverから画面へデータを送信する場合はスロットを使用します。スロットはGUIのプロパティと1対1で対応しています。

スロットを使ったデータの受け渡し

画面からSKreenMill Serverへデータを送信する場合はパケットを使用します。パケットはいくつかのスロットを束ねたものです。

パケットを使用する理由は、効率の良い送信を行うためです。 プロパティの値が変化するたびに逐一データを送信すると、 通信回数とデータ量が大きくなってしまいます。 そこでパケットを使用して、 1回のタイミングで複数のスロットをまとめて送信することで通信回数を減らし、 また送信する必要のあるスロットのみをパケットに含めることでデータ量を減らすようになっています。

パケットを使ったデータの受け渡し

これらの設定はSKreenMill Designerで視覚的に行うことができ、XML化されて画面定義ファイルに保存されます。

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分散開発

SKreenMillは1つの画面につき、1つの画面定義ファイルで構成されます。 各画面定義は互いに依存関係が無く、遷移先の情報なども記述されません。 したがって画面作成を多人数で分担しても、構造上、不整合が発生しません。 完成した各画面は容易に統合できます。

SKreenMill Serverと画面の間のデータの送受信はSKreenMill Designerのプレビュー機能を使用して確認することができます。 その場合は、各画面に対応するハンドラに、画面に送信するダミーデータと、画面からデータを受信した時の処理を記述しておきます。 ハンドラは1つの画面に対して1つ設定します。

分散開発

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